予期せず障がいのある子どもを持つことになった家族…

当初から親が我が子の障がいを認め、素直に受け入れることができずにいるケースは少なくないでしょう。

しかし現実に向きあうと、そんな子どもたちがじきに成長し、やがて親は自分が年老いて先に逝ってしまった後にこの子たちがどうやって年老いていくのかの心配を、子どものころから思わずにはいられないのです。

当団体は、当初そんな父親達が社会福祉法人あさみどりの会「さわらび園」を通じて集まり、障がいのあるわが子の明るい未来を実現するために結成された団体「クラブ・ヤジオ」を母体として活動を開始いたしました。

一般的に父親は、子どもと向き合うよりも仕事へと目線をそらし、母親に子育てを押しつけてしまうこともよくあることでしょう。

しかし、子どもの未来を真剣に考える同じ志を持って集まった父親達には、母親とはまた違い仕事の中で培った人脈や経験などがあり、それを生かすことにより、障がいのあるわが子たちのために一家族だけでは実現が困難な問題に立ち向かえると信じております。

そして2017年12月1日、「一般社団法人ヤジオ」が誕生。

私たちは、子どもたちの「終の棲家」を作るだけでなく、生涯にわたる自立の環境を作っていけるという信念を持ち活動を本格化させました。

「この子らを世の光に」

社会福祉法人あさみどりの会の糸賀一雄先生はおっしゃいました。その意味は「障がい者の幸せを考えていくことはすべての人々の幸せに繋がる」と言う考え方によるものです。

我々の活動により、障がい者をとりまく周りの社会をもより良く変えていくことが出来るものと信じております。

皆様のご協力が必要です。

私たちは、障害を持つ子どもたちが生涯にわたって安心して生活ができる拠点づくりの着手を開始いたしました。
拠点づくりには、土地・建物・運営費用が必要となってまいります。

当団体の活動趣旨にご賛同いただき、寄付等でご協力いただける方はぜひご連絡ください。